2010年08月13日
サービスとは
こんな記事を見つけた。

乗客が制止を聞かないということで、職場放棄し、
着陸後走行中の飛行機より、緊急脱出用シューターで機外に出て、
自宅に帰った客室乗務員。
危険行為として、逮捕されたが、同情の声が集まっているという。
航空会社にとって、最良のサービスとは、
安全に運航し、乗客を速やかに目的地に移動すること。
乗客の顧客満足も、まず安全運航であろう。
この客室乗務員は安全運航のために乗客に注意を促したが、
聞き入れられず、さらに自分に危害が及んだ。
それに立腹しての行為だが、結果、自分は大変危険な行為を犯した。
危険行為は罰せられて当然だが、
この行為の根っこにある、サービスする側とされる側の問題、
特ににされる側にある自分が絶対優位の考え方に、
一石を投じたのではないか。
以前から、ファミレス、コンビニ、大手スーパーのマニュアル化した接客マナーが気になっていた。
やたらと、客に謙って媚びていないだろうか。
これこそ、顧客絶対の思想を植え込んだ根源であろう。
それなりの店で、こちらも気合を入れて来ている時は、
その完璧なサービスには感動できるが、
日常の延長で来ている店で、言葉だけ『お客様』では違和感を覚える。
さらに、いつその店員さんと自分の立場が入れ替わるかわからない。
そんな事をいつも考えて、スーパーでもコンビニでも、店員さんの
「ありがとうございました」に
「ありがとう」と応えたいと思っている。
最近、ビジネスでは『Win Win』という考え方が主流(いまだ、買ってやっているんだという経営者はいるが)。
一個人としても、『お互い様』の気持ちが大切なんだ。

乗客が制止を聞かないということで、職場放棄し、
着陸後走行中の飛行機より、緊急脱出用シューターで機外に出て、
自宅に帰った客室乗務員。
危険行為として、逮捕されたが、同情の声が集まっているという。
航空会社にとって、最良のサービスとは、
安全に運航し、乗客を速やかに目的地に移動すること。
乗客の顧客満足も、まず安全運航であろう。
この客室乗務員は安全運航のために乗客に注意を促したが、
聞き入れられず、さらに自分に危害が及んだ。
それに立腹しての行為だが、結果、自分は大変危険な行為を犯した。
危険行為は罰せられて当然だが、
この行為の根っこにある、サービスする側とされる側の問題、
特ににされる側にある自分が絶対優位の考え方に、
一石を投じたのではないか。
以前から、ファミレス、コンビニ、大手スーパーのマニュアル化した接客マナーが気になっていた。
やたらと、客に謙って媚びていないだろうか。
これこそ、顧客絶対の思想を植え込んだ根源であろう。
それなりの店で、こちらも気合を入れて来ている時は、
その完璧なサービスには感動できるが、
日常の延長で来ている店で、言葉だけ『お客様』では違和感を覚える。
さらに、いつその店員さんと自分の立場が入れ替わるかわからない。
そんな事をいつも考えて、スーパーでもコンビニでも、店員さんの
「ありがとうございました」に
「ありがとう」と応えたいと思っている。
最近、ビジネスでは『Win Win』という考え方が主流(いまだ、買ってやっているんだという経営者はいるが)。
一個人としても、『お互い様』の気持ちが大切なんだ。
Posted by 野入富良人 at 11:55│Comments(4)
│雑記
この記事へのコメント
納得です。私も自分がお客でもありがとうは言うようにしています。
Posted by オガサン at 2010年08月13日 12:07
>オガサン
大人のお客さんになりたいですね。
大人のお客さんになりたいですね。
Posted by 野入富良人
at 2010年08月13日 12:14

いつからか、病院で患者を「患者さま」と呼ぶようになってから院内での暴力行為や威嚇行為、また医療費を払わないといったコトが格段に増えたそうです。そりゃそうだろうなと思いますよ
Posted by kanegon
at 2010年08月13日 12:30

>kanegon先生
そうそう、「患者さま」は不気味ですね。
そうそう、「患者さま」は不気味ですね。
Posted by 野入富良人
at 2010年08月13日 13:14
